デジタル地域通貨で経済活性化へ 5月から実証実験 千葉・市川

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千葉県市川市のデジタル地域通貨「ICHICO」のスマートフォンアプリ画面のイメージ=同市提供
千葉県市川市のデジタル地域通貨「ICHICO」のスマートフォンアプリ画面のイメージ=同市提供

 千葉県市川市は5月から、デジタル地域通貨の導入に向けた実証実験を一部のエリアで始める。地元の小さなお店で買い物した場合はよりお得な還元を受けられる仕組みとし、地域経済の活性化につなげる狙いがある。また、市主催のイベントなどに参加した場合も通貨がもらえるようにし、市民活動への参加意欲も高めたい考えだ。

 デジタル地域通貨の名称は「ICHICO(いちこ)」とし、「1いちこ」は1円に換算される。スマートフォンに専用アプリをダウンロードするか、市から専用カードを受け取るかし、現金をチャージして使う。買い物をする際は、アプリやカードのQRコードを提示して決済する。

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