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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ロシアのベラルーシへの戦術核配備 NATO、ウクライナが非難

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軍事訓練で発射されるロシアの弾道ミサイル「イスカンデル」=ロシア西部サンクトペテルブルク近くで、ロシア国防省提供・AP
軍事訓練で発射されるロシアの弾道ミサイル「イスカンデル」=ロシア西部サンクトペテルブルク近くで、ロシア国防省提供・AP

 プーチン露大統領は25日放映された国営テレビのインタビューで、隣国ベラルーシに戦術核を配備する方針を明かした。英国がウクライナに劣化ウラン弾を提供することへの対抗措置だと説明している。ロシアが領土外に核兵器を配備するのは、ソ連崩壊に伴い旧構成国から核がロシアに移管された1990年代半ば以降で初めて。ロシアによるウクライナでの「特別軍事作戦」が続く中、西側諸国との緊張が高まるのは必至だ。

 ロイター通信によると、米国防総省はプーチン氏の発言を受けた声明で、状況を注視するとした上で「我々の戦略的核態勢を変更する理由も、ロシアが核兵器を使う兆候もみられない。NATOの集団防衛への関与を続ける」と述べた。

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【ウクライナ侵攻】

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