娘の無念、捜査の魂に 危険運転適用へ、独自調査の父 「情報共有を」 警視庁で講演
毎日新聞
2023/3/27 西部夕刊
有料記事
1567文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

3年前、当時11歳だった一人娘を信号無視の軽トラックにはねられて亡くした東京都葛飾区の税理士、波多野暁生さん(45)が警視庁の交通事故捜査に携わる捜査員ら約220人に向けて講演した。波多野さん自身が警視庁に依頼して実現したものだ。そこには、ハードルが高いとされる危険運転致死傷罪の適切な適用に向け、娘の事故で得た知見を捜査現場で生かしてほしいという父親としての強い願いがあった。
この記事は有料記事です。
残り1377文字(全文1567文字)