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首相「報道の在り方検討」 危険地訪問の紳士協定の必要性指摘に

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岸田文雄首相
岸田文雄首相

 岸田文雄首相は27日の参院本会議で、ウクライナの首都キーウ(キエフ)に到着する前に、訪問方針が報道されたことを巡り「危険地における報道の在り方については、安全対策や情報管理の観点から不断に検討を行っていく」と述べた。自民党の松川るい氏が、政府と報道機関との間で紳士協定締結が必要と指摘したのに答えた。防衛装備品の輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」や運用指針の見直しについて「議論を進める」と語った。

 首相は、自衛隊による海外での要人警護を可能とするための自衛隊法などの改正を求められ「要人警護のみを目的に自衛隊を海外に派遣する明示的な規定はない。一義的には領域国の警察当局などが行うものだ」と指摘。「実力組織である自衛隊は国会の民主的統制の下に置かれるべきだ」とも語り、自衛隊の海外での活動は立法措置を経て認められるべきだとの認識を示した。

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【ウクライナ侵攻】

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