26年アジア大会選手村の整備中止へ 愛知県知事が表明

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アジア競技大会の組織委員会理事会で選手村の整備中止の方針を報告する愛知県の大村秀章知事=名古屋市で2023年3月27日午後3時43分、酒井志帆撮影
アジア競技大会の組織委員会理事会で選手村の整備中止の方針を報告する愛知県の大村秀章知事=名古屋市で2023年3月27日午後3時43分、酒井志帆撮影

 愛知県で2026年に開催されるアジア競技大会について、組織委員会会長を務める大村秀章知事は27日の組織委理事会で、計画していた選手村の整備を中止すると表明した。当初850億円と試算していた大会経費が物価の高騰などで1000億円以上に膨らむ見通しとなったことによる経費削減を理由に挙げ「苦渋の決断」と語った。大規模な国際スポーツ大会で選手村を設けないのは初のケースという。

 大村知事はまた、さらなる経費削減のため競技数と選手団の規模縮減についても、大会主催者のアジア・オリンピック評議会(OCA)と協議を進めていることを明らかにした。

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