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コロナワクチン8.8億回分、国の確保量「根拠不十分」 会計検査院

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注射器に充塡(じゅうてん)される新型コロナウイルスワクチン=仙台市宮城野区で2021年5月、和田大典撮影
注射器に充塡(じゅうてん)される新型コロナウイルスワクチン=仙台市宮城野区で2021年5月、和田大典撮影

 会計検査院は29日、国が進める「新型コロナウイルスワクチン接種事業」の実施状況に関する検査結果を公表した。厚生労働省は2020~21年度に計8億8200万回分のワクチンを確保したが、検査院は「数量の算定根拠が十分でなく、実際の必要数量に比べて著しく過大な場合、不経済な事態が発生しかねない」と指摘。今後、同様の状況が起きたら数量の妥当性を客観的に検証できるようにすることを求めた。

 検査院は、ワクチン接種事業を検査対象とした理由を「多額の国費が投入され、国民の関心が高い」と説明。国によるワクチンの確保▽接種に必要な物品の調達▽接種事務に関するシステムの開発――などが適切かを検査した。

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