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第95回センバツ高校野球

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センバツ屈指の右腕とスラッガーが対決 専大松戸vs広陵 第10日

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広陵の真鍋慧(右)と専大松戸の平野大地 拡大
広陵の真鍋慧(右)と専大松戸の平野大地

第95回記念選抜高校野球大会第10日第2試合

 専大松戸―広陵(11時開始予定)

 専大松戸のエース右腕・平野大地投手(3年)を中心とした投手陣を、強打者の真鍋慧(けいた)選手(3年)がけん引する広陵打線がどう打ち崩すか。大会屈指の好投手とスラッガーの対決は目が離せない。

 広陵は2試合を戦い、1番・田上夏衣選手(3年)が8打数3安打と好調。3回戦でも貴重な三塁打で勝利に貢献した。一方、3番・真鍋選手は初戦の2回戦で4打数3安打1打点と活躍したが、3回戦は無安打。主砲のバットでチームを勢いづけたい。

 投手陣は高尾響投手(2年)が2試合に先発して1試合で完投、計268球を投じた。初戦で左腕・倉重聡投手(3年)に九回を任せたが、わずかでも甲子園のマウンドを経験できたのは好材料だろう。中1日で迎えるだけに倉重投手に先発を託す可能性がある。

 専大松戸は平野投手が140キロ台の直球に変化球を織り交ぜて2試合を完投した。初戦の2回戦で完封したものの本調子ではなく、我慢の投球が続く。平野投手以外にも左右のタイプの異なる投手陣がそろう。広陵は3回戦で海星(長崎)の軟投派である先発左腕を序盤で打ちあぐねただけに、ベテランの持丸修一監督の起用法にも注目が集まる。打線も早めに投手陣を援護したい。【浅妻博之】

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