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第24回全国高校選抜ラグビー

第24回全国高校選抜ラグビー大会(3月25日~31日)の特集ページです。公式サイト「HANAZONO LIVE」で全試合をライブ配信します。

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常翔学園ひたすら「前へ」 最大21点差も報徳逆転 高校選抜ラグビー

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【報徳学園-常翔学園】3トライの活躍を見せた常翔学園のフランカー井本章介選手(中央)=埼玉県熊谷市で2023年3月28日、角田直哉撮影
【報徳学園-常翔学園】3トライの活躍を見せた常翔学園のフランカー井本章介選手(中央)=埼玉県熊谷市で2023年3月28日、角田直哉撮影

 第24回全国高校選抜ラグビー大会は28日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園で準々決勝があり、常翔学園(大阪)が前回王者の報徳学園(兵庫)を38―31で破り、4強入りを果たした。

 前回王者の報徳学園相手に、前半9分で21点のリードを許した。途方もなく大きな差に見えるが、常翔学園の選手たちの捉え方は違った。NO8の岩本有伸主将(2年)は仲間たちに声をかけた。「時間は全然あるから、焦らんでいい。自分らの練習してきたプレーを出そう」

 鍵は前身の大阪工大高時代から根付く、「前へ」の精神だった。ボールを持った選手が縦に突っ込み、体を当てて突破を図る。シンプルな組み立てで推進力を取り戻した。前半16、26分とフランカーの井本章介選手(1年)が連続トライを挙げ、29分にもトライとゴール成功で同点に追いついた。

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