- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

古代の陵墓がひしめく佐紀古墳群(奈良市)の解明に向け、考古学の若手研究者が上空からのレーザー測量費をクラウドファンディング(CF)で募ったところ、目標額を大幅に上回る約500万円が集まった。これまで一部の測量図しかなく謎の多い古墳群だが、2月上旬に全古墳の測量を終え、成果は今年夏ごろに公開する予定だ。
CFを実施したのは奈良市埋蔵文化財調査センターの村瀬陸さん(32)と、東京大大学院で古墳の設計を研究する柴原聡一郎さん(27)。佐紀古墳群は資料が少ないが、等高線が10~20センチ間隔の精密な図が作れる航空レーザー測量で、古墳の築造年代や系統関係を解明する狙いだ。
この記事は有料記事です。
残り468文字(全文753文字)