G7会合声明原案 EV普及 日本案、目標なし CO2削減巡り各国異論

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 4月に札幌市で開催される主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合に向け、議長国の日本が自動車から出る二酸化炭素(CO2)を2035年までに00年比で50%削減する目標を共同声明原案に盛り込み、各国に提案した。一方、電気自動車(EV)など走行中にCO2を排出しない「ゼロエミッション車(ZEV)」に関する数値目標はなく、各国から異論が出ているという。日本政府関係者への取材で判明した。

 国際エネルギー機関(IEA)によると、自動車などの道路交通分野からのCO2排出量(20年時点)は、世界全体のエネルギー関連排出量の約17%を占める。

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