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第24回全国高校選抜ラグビー

第24回全国高校選抜ラグビー大会(3月25日~31日)の特集ページです。公式サイト「HANAZONO LIVE」で全試合をライブ配信します。

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「冬春連覇」へあと1勝 東福岡が見せる新しい「色」 選抜ラグビー

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【東福岡-常翔学園】前半、トライする東福岡の西浦岳優(中央)=埼玉・熊谷ラグビー場で2023年3月29日、三浦研吾撮影
【東福岡-常翔学園】前半、トライする東福岡の西浦岳優(中央)=埼玉・熊谷ラグビー場で2023年3月29日、三浦研吾撮影

 第24回全国高校選抜ラグビー大会は29日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園で準決勝があり、東福岡が常翔学園(大阪)に勝利して、31日の決勝に進んだ。

 フィールド上の15人が伸び伸びと自分の「色」を出して響き合う。史上最多を更新する7度目の頂点を目指す東福岡が、多彩に常翔学園を圧倒した。

 開始直後から出力を全開にした。前半3分のゴール前ラインアウトからモールを組んで、フッカー田中京也選手(2年)のトライで先制。さらに7分後。中央付近からキックで攻め込み、ボールを処理する相手に数人がかりで重圧をかけてインゴール外へ押し出す。ゴール前のスクラムとなり、サインプレーでWTB西浦岳優選手(2年)が鮮やかに抜け出し追加点を挙げた。

 昨冬、全国高校大会を制する原動力となった守りも健在で、密集でもボールを相手の自由にさせず、何度も奪い返す。攻守で好循環が生まれたチームは、その後もFWの縦への突破あり、バックスの展開ありと計7トライの猛攻を見せた。

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