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安倍晋三元首相銃撃

2022年7月8日、演説中の安倍元首相が銃撃され、死亡しました。その後の「国葬」にも疑念が…。

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安倍元首相銃撃捜査終結 山上被告を追起訴 公選法違反は見送り

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奈良県警奈良西署から大阪拘置所に移送される山上徹也被告=奈良市で2023年2月14日午前10時14分、滝川大貴撮影
奈良県警奈良西署から大阪拘置所に移送される山上徹也被告=奈良市で2023年2月14日午前10時14分、滝川大貴撮影

 安倍晋三元首相(当時67歳)が2022年7月、奈良市で演説中に銃撃され死亡した事件で、奈良地検は30日、同市の無職、山上徹也被告(42)=殺人罪などで起訴=を武器等製造法違反や火薬類取締法違反、建造物損壊など四つの罪で追起訴した。奈良県警は銃撃で演説を中止させたとして公職選挙法違反(自由妨害)容疑でも追送検していたが、地検は不起訴(容疑不十分)にした。事件から9カ月近くで一連の捜査は終結した。

 起訴内容は、20年12月以降、奈良市の自宅で金属製の筒や配線コードなどを使って手製銃6丁を無許可で製造。21年2月から22年3月にかけては、硝酸カリウムや木炭などを混ぜ合わせ、黒色火薬約2250グラムも許可なく作った。21年12月ごろからは、できあがった銃の試射を同市の山中で繰り返した。また、安倍氏の銃撃に及ぶ前日の22年7月7日早朝には、同市内の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連施設に向け…

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【安倍晋三元首相銃撃】

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