議員任期延長6カ月 緊急事態条項 維新・国民など改憲案

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記者会見する(右から)国民民主党の玉木雄一郎代表、日本維新の会の馬場伸幸代表、有志の会の北神圭朗氏=国会内で30日、竹内幹撮影
記者会見する(右から)国民民主党の玉木雄一郎代表、日本維新の会の馬場伸幸代表、有志の会の北神圭朗氏=国会内で30日、竹内幹撮影

 日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」は30日、緊急事態条項のうち、国会議員の任期延長に関する憲法改正条文案を発表した。武力攻撃などが発生し、国政選挙の実施が70日を超えて困難になったときは、国会の議決などを経て6カ月を上限に任期延長を可能とする内容。3党派は条文案をまとめることで衆院憲法審査会での議論をリードしたい考えだが、他党の理解を得られるかは不透明だ。

 条文案はこれまでも自民や維新などが個別に発表してきたが、党派を超えて共同で作成するのは異例。維新の馬場伸幸代表、国民民主の玉木雄一郎代表、有志の会の北神圭朗氏の3人が同日、国会内で記者会見し、条文案と合意書を発表した。3党派は、衆院憲法審での条文作りが遅れているとして、今月8日から緊急事態条項に関する共通の条文案作成に向け、実務者協議で議論を重ねてきた。

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