特集

ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

特集一覧

米、ロシアによるWSJ記者拘束を非難 米国民に露からの退去求める

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ブリンケン米国務長官=2023年1月11日、秋山信一撮影
ブリンケン米国務長官=2023年1月11日、秋山信一撮影

 ブリンケン米国務長官は30日、ロシアで米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の米国籍のモスクワ特派員がスパイ容疑で拘束されたことについて「記者を脅し、抑圧し、痛めつけようとするロシア政府の継続した試みを可能な限り最も強い言葉で非難する」との声明を発表した。ロシアによるウクライナ侵攻で鋭く対立する両国の緊張が一層高まる恐れがある。

 ブリンケン氏は記者の拘束に「深い懸念」も表明した。米国民に対し、ロシア国内で危険が及ぶ可能性があると警告し、速やかに国外退去するよう求めた。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官も30日の記者会見で「ロシア政府の米国民を標的にするやり方は決して容認できない」と強調。ロシア側の拘束の意図については「今はまだ分からない。情報収集を続けているところだ」と述べた。

この記事は有料記事です。

残り112文字(全文469文字)

【ウクライナ侵攻】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集