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香川の全市町、パートナーシップ制度導入完了 「当事者どこにでも」

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瀬戸内海に浮かぶ直島(手前)=香川県直島町で2020年6月2日午後0時29分、本社ヘリから木葉健二撮影
瀬戸内海に浮かぶ直島(手前)=香川県直島町で2020年6月2日午後0時29分、本社ヘリから木葉健二撮影

 香川県直島町は4月1日、性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入した。県内の全17市町で導入されることとなり、全自治体での導入は香川が全国初とみられる。県内の当事者団体は「人々の話題に上り、同性婚の実現につながってほしい」と期待を寄せている。

 公益社団法人のマリッジフォーオールジャパン(東京都)によると、3月23日時点で全国270超の自治体がパートナーシップ宣誓制度を導入している。このうち東京都や青森県、大阪府など12都府県では都府県全域を対象とする同様の制度を導入しているが、全自治体による導入は香川が全国初となる見込み。

 香川県内では2019年、三豊市在住の同性カップルが市役所に婚姻届を提出して不受理となったことを機に、20年に四国で初めてパートナーシップ宣誓制度を市が導入した。その後、県内の他自治体も相次いで制度を設け、このうち3市ではカップルの子どもや親も認定する「ファミリーシップ宣誓制度」も導入した。直島町の担当者はパートナーシップ宣誓制度の導入について「当事者の声が直接寄せられたわけではないが、やはり制度…

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