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第95回センバツ高校野球

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報徳学園OBの大阪桐蔭・西谷監督、試合後に大角監督と握手 センバツ

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大阪桐蔭の西谷浩一監督=代表撮影
大阪桐蔭の西谷浩一監督=代表撮影

 第95回記念選抜高校野球大会は第11日の31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準決勝があり、報徳学園(兵庫)が7―5で大阪桐蔭に逆転勝ちした。試合終了後に引き揚げる際、報徳学園OBである大阪桐蔭・西谷浩一監督(53)が、報徳学園の大角健二監督(42)に勝利をたたえるように握手を求める場面があった。

 西谷監督にとって、大角監督は報徳学園の後輩。勝利した報徳学園が先にグラウンドを引き揚げようとした際、2人は握手。西谷監督が報徳学園の勝利をたたえるように、左手で大角監督の肩の後ろあたりをポンとたたいた。

報徳学園・大角健二監督=兵庫県西宮市で2023年2月4日、中川祐一撮影 拡大
報徳学園・大角健二監督=兵庫県西宮市で2023年2月4日、中川祐一撮影

 大角監督は準々決勝に勝って大阪桐蔭との対戦が決まった後、「(大阪桐蔭は)最もやりたい相手。報徳の大先輩でもある西谷先生に報徳の校歌を聴かせてあげられたらと思います。(準々決勝の前に)『待ってるで』と言われた。(西谷監督は)後輩として勝ったり、負けたりの分岐点があるんですが、そういうところで連絡をくれて励ましてくれたり、お祝いの言葉をかけてくれたり。人間的な部分もそうですし、指導力も尊敬に値する大先輩。そういう監督に胸を借りて、思い切って倒しにいきたい」と語っていた。

 西谷監督も準決勝前日の休養日に「(大角監督が報徳の校歌を聴かせたいと言っていたが)そうならないように頑張りたいと思う」と応じていた。【川村咲平】

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