特集

第95回センバツ高校野球

第95回選抜高校野球大会の特集サイトです。

特集一覧

大阪桐蔭監督、負けて聴く母校の校歌は「複雑な気持ち」 センバツ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
大阪桐蔭の西谷浩一監督=代表撮影
大阪桐蔭の西谷浩一監督=代表撮影

 第95回記念選抜高校野球大会は第11日の31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準決勝があり、大阪桐蔭は報徳学園(兵庫)に5―7で敗れた。大阪桐蔭の西谷浩一監督の試合後の主なコメントは次の通り。

もう一つ、二つ、たくましくならないと

 (南恒誠の先発は)決勝のことを考えて温存したとかはまったくない。南が良い準備をしていた。(継投は)結果的にはもう少し早く代えてやればよかったが、南の変化球を相手が嫌がっていたので。

 うまく5点、自分たちが取れたので優位には進められたが、その後、加点できなかったことが最後苦しくなった。

 この大会は攻撃がなかなかうまくできなかったことが露呈した。もっともっと打つだけじゃないですけど、攻撃力をつけていかないといけない。投手陣も前田はじめ、もう一つ、二つ、たくましくなっていかないと勝ちきれない。

 (昨秋の近畿大会決勝で対戦した報徳学園は)より強く、よりしぶとくなっている。

 (前回王者、神宮大会王者としての)プレッシャーはないというか、逆に張り合いがあった。注目していただいて。まだまだ、自分たちの力不足は感じていたので、もっともっとやらないとなと考えながら。この甲子園という場所はすごく成長させてくれる場所なので、願わくばあと1試合勝ってうまくなるチャンスを与えてあげたかった。

 (母校と対戦し)子供たちにはまったく関係ないですけど、私にとっては母校とできるのはすごくありがたいというか、特別な試合であることは間違いないが、あまり子供たちには関係ないので。僕の中で勝って終わりたかったのは正直なところなんですけど。

 (母校の)校歌を聴いて悔しいと思ったことがなかったので今まで。複雑な気持ちというか。負けたんだなということと、目の前で喜ばれているチームを見て、もっとやらないとなという気持ちでした。

関連記事

あわせて読みたい

ニュース特集