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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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「ロシア軍、幹部再編の可能性」米戦争研究所が分析

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ロシアが占領するウクライナ東部ドネツク州で、がれきの中を歩くロシアの調査委員会のメンバー=2023年3月22日、ロイター
ロシアが占領するウクライナ東部ドネツク州で、がれきの中を歩くロシアの調査委員会のメンバー=2023年3月22日、ロイター

 ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、米シンクタンク「戦争研究所」は1日、ロシアが3月31日までにウクライナ東部ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク両州一帯)を完全に制圧することを目標としていたが、達成できなかったとして、近く「軍幹部を再編する可能性がある」との分析を公表した。一方、ドネツク州バフムトでは両軍による激しい戦闘が続いている模様だ。

 ロシアは1月、軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長をウクライナ侵攻の統括司令官に任命し、膠着(こうちゃく)した局面の打開を図っていた。戦争研究所は、露軍が目標を達成できなかった原因として、ドンバス地方で「複数の大規模攻撃を維持するために必要な戦闘力が不足していた」と分析。ロシアが予備役の不足に備え、国内やウクライナの占領地で兵士の勧誘を進めているとの見方も示した。

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