てんかん診療、ITで結ぶ 専門医偏在解消へ 大阪-沖縄1500キロでも

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大阪市立総合医療センターでてんかんのオンライン診療をする岡崎伸・小児脳神経内科部長=大阪市都島区で2022年1月、米田宏和さん撮影
大阪市立総合医療センターでてんかんのオンライン診療をする岡崎伸・小児脳神経内科部長=大阪市都島区で2022年1月、米田宏和さん撮影

 情報通信機器を使ったオンライン診療やスマートフォンのPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)アプリなど医療のデジタル化が進む中、これらをてんかん治療に生かす試みが昨年9月から始まった。てんかん患者は全国に約100万人いるとされるが、専門医は都市部に集中し、地域による偏りが大きい。デジタル機器の活用がてんかん治療の地域格差を改善すると期待されている。

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