考古学者・シュリーマンと八王子 人や町並み、細やかに観察 創価大教授、訪問録全文を初邦訳 /東京

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
シュリーマンの詳しい八王子訪問記を新たに邦訳した伊藤貴雄・創価大教授=八王子市丹木町の同大で2023年4月6日、野倉恵撮影
シュリーマンの詳しい八王子訪問記を新たに邦訳した伊藤貴雄・創価大教授=八王子市丹木町の同大で2023年4月6日、野倉恵撮影

 トロイ遺跡を発見したドイツの考古学者、ハインリヒ・シュリーマン(1822~90年)が幕末の八王子を訪問した詳しい行動記録の全文を、創価大文学部の伊藤貴雄教授(49)=哲学=が初めて邦訳した。当時の町並みや住民との触れ合いもつづられ、絹の生産・集荷地として知られた八王子がシュリーマンにどう映ったか、うかがい知ることができるという。【野倉恵】

 邦訳は、伊藤氏が編者となり昨年12月に刊行された「シュリーマンと八王子」(第三文明社)で紹介された。

この記事は有料記事です。

残り750文字(全文972文字)

あわせて読みたい

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集