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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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「女の子」だから、抗議する プーチン政権下のロシアの女性たち

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ウクライナ侵攻1年を迎え、ロシアの首都モスクワにあるウクライナ人女性の詩人の碑の前には、女性たちが集まり、花を手向けた=モスクワで2023年2月24日、大前仁撮影
ウクライナ侵攻1年を迎え、ロシアの首都モスクワにあるウクライナ人女性の詩人の碑の前には、女性たちが集まり、花を手向けた=モスクワで2023年2月24日、大前仁撮影

 <フェミニストは戦争に反対します>

 こんなメッセージを掲げるロシアの女性たちによる反戦グループのSNS(ネット交流サービス)に4万人以上の賛同者が集っているという。ロシアでは、ウクライナ侵攻に反対の意思を表明するだけで逮捕される危険がある。女性たちはなぜ活動を続けているのか。【菅野蘭】

反戦メッセージ SNSに4万人の賛同

 <将来、戦争が終わった後には(2月23日に軍人をたたえる祝日)「祖国防衛の日」が廃止されることを望む。(侵攻が始まった)2月24日は、殺害されたウクライナ人を追悼し、ロシアの戦争犯罪を忘れない日となってほしい>

 ロシアによるウクライナ侵攻から1年が過ぎた2023年2月25日、こうロシア語でつづった文面がインスタグラムに投稿された。アカウント名は「フェミニスト反戦レジスタンス」。

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【ウクライナ侵攻】

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