外出先で「ちょっと一杯」 学生×有田焼窯元×漆工房のコラボ酒器

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ヒノキ製のとっくりとおちょこのマイボトル。奥はおちょこに使われた陶石=佐賀県小城市小城町岩蔵の天山酒造で2023年4月17日午前10時58分、西脇真一撮影
ヒノキ製のとっくりとおちょこのマイボトル。奥はおちょこに使われた陶石=佐賀県小城市小城町岩蔵の天山酒造で2023年4月17日午前10時58分、西脇真一撮影

 九州大大学院でデザイン戦略を学ぶ学生と有田焼の窯元、石川県輪島市の漆工房が共同で製作した日本酒用高級酒器の発表会が17日、佐賀県小城市小城町岩蔵の天山酒造であった。木目を生かしたヒノキのとっくりとおちょこの「マイボトル」。外出先で「ちょっと一杯」が楽しめる。学生は「伝統工芸品をもっと身近に使ってもらいたいという思いからデザインした」と話す。

 中心になったのは、九大大学院芸術工学府でストラテジックデザインを専攻する日●(ひび)夏輝さん(26)ら4人。産学連携の特別授業をきっかけに「地域をまたいで価値あるものを作ろう」と、1年半前にプロジェクトが動き出した。

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