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東京五輪汚職

東京オリンピックを巡る汚職・談合事件で、大会組織委元幹部らが逮捕。祭典の裏で何が。

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ADK元幹部2人に懲役1年6月求刑 東京五輪汚職で地裁公判

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五輪マーク=東京都新宿区で、小川昌宏撮影
五輪マーク=東京都新宿区で、小川昌宏撮影

 東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄罪に問われた大手広告会社「ADKホールディングス」の前身「アサツーディ・ケイ」元専務執行役員、久松茂治(63)と同社元五輪・パラ本部長、多田俊明(61)の両被告に対し、東京地検は19日、東京地裁(友重雅裕裁判長)で開かれた論告公判でいずれも懲役1年6月を求刑した。弁護側は「捜査に全面的に協力して深く反省している」などとして執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は5月11日。

 検察側は論告で、ADK側は自力でのスポンサー集めに失敗し、国内有数の広告代理店としての面目が丸つぶれになると考えて大会組織委員会元理事の高橋治之被告(79)=受託収賄罪で起訴=に頼ったと指摘。組織委のスポンサー集めの専任代理店だった広告最大手「電通」に口利きしてもらうことで、駐車場サービス会社「パーク24」の契約を回してもらったとした。

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