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宗教による子どもへの医療拒否 3割「経験した」 全国55病院調査

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「エホバの証人」の信者が輸血拒否の意思を示す書面=大阪市北区で2022年12月7日、山田尚弘撮影
「エホバの証人」の信者が輸血拒否の意思を示す書面=大阪市北区で2022年12月7日、山田尚弘撮影

 宗教を理由に保護者が子どもへの医療を拒む事例が後を絶たない。毎日新聞のアンケート調査に応じた全国の55病院のうち、約3割の18病院が過去10年間に子どもへの医療拒否を経験し、少なくとも計48件に上った。厚生労働省は子どもへの医療拒否を虐待としているが、成人患者が宗教的信念に反して輸血されたケースでは病院側に賠償を命じた判例もある。救命を最優先とする一方で、信仰への配慮も求められる医療現場の苦悩が浮かぶ。

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