台風8号被害から復旧 大分の正定寺、3日から創建500年祭

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創建500年を祝う祭りに合わせて描かれたふすま絵の前に座る小原南陽さん=大分県佐伯市直入仁田原の正定寺で、2023年4月28日、井土映美撮影
創建500年を祝う祭りに合わせて描かれたふすま絵の前に座る小原南陽さん=大分県佐伯市直入仁田原の正定寺で、2023年4月28日、井土映美撮影

 2019年の台風8号で書院が崩壊するなど大きな被害を受けた大分県佐伯市の正定寺が3日、復旧と再建を終える。3~7日には創建500年を祝う祭りを開き、約3年かけて再建した書院などを一般にも公開する。

 正定寺は臨済宗妙心寺派の禅寺で、戦国時代の1523年に創建。1687年、3度目の移転で現在の場所に山を切り開いて建てられた。台風8号では、裏山の土砂が大雨で滑落し、書院を押しつぶしたほか、本殿や庫裡(くり)にも土砂がなだれ込んだ。大分地方気象台によると、台風8号が通過した8月6日午前9時ごろ、正定寺のある佐伯市直川付近では、1時間当たり約110…

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