天下太平、祈って駆ける 3000人「競馬」見守る 上賀茂神社 /京都

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
左方(左)と右方に分かれ競う2頭の馬=京都市北区上賀茂本山の上賀茂神社で2023年5月5日午後3時21分、鈴木健太郎撮影
左方(左)と右方に分かれ競う2頭の馬=京都市北区上賀茂本山の上賀茂神社で2023年5月5日午後3時21分、鈴木健太郎撮影

 天下太平、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る伝統行事「賀茂競馬(かもくらべうま)」が5日、京都市北区の上賀茂神社で行われた。赤い装束の「左方(さかた)」と黒い装束の「右方(うかた)」が騎乗する馬が、迫力十分に約150メートルの馬場を駆け抜けた。

 5月5日の宮中行事が平安時代の寛治7(1093)年に上賀茂神社に移されて始まり、今年で930年。「乗尻(のり…

この記事は有料記事です。

残り263文字(全文438文字)

あわせて読みたい

ニュース特集