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「海洋プラスチックごみゼロの社会を瀬戸内海から実現させたい」。持続可能な海の環境づくりを目指すNPO法人「クリーンオーシャンアンサンブル」(東京都)の代表。2022年5月に香川県の離島「小豆島」に移住し、潮流や風など自然の力を生かして効率的にごみの回収を増やす装置づくりに試行錯誤する日々を続ける。将来的には「プラごみを企業に素材や衣服へ再利用してもらい、その収益で、さらなる海洋ごみの回収活動につなげる循環も創りたい。その旗手になる」と意気込む。
東京の大学で発展途上国の開発経済を学んだ。17年から約2年間、西アフリカのブルキナファソで国際協力機構(JICA)青年海外協力隊の環境教育隊員として活動。家庭ごみを野焼きして処分する現状を目の当たりにし、現地の小学校で環境への悪影響を伝えるため世界の活動団体を調べていた際に、オランダの環境NGO「オーシャン・クリーンアップ」を知った。
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