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観光地として知られる三重県伊勢市の「夫婦(めおと)岩」。この地の海と山に囲まれた豊かな自然を生かして、地元の元高校同級生の男性2人がクラフトビール造りに励んでいる。2022年11月に農業用納屋を改装して小さなビール工場を開き、自分たちで栽培したサツマイモなどの地元農産物を使って製造。わずか半年で約20種を開発した。売り切れになる商品もあり、評判は上々。「新たな伊勢名物に」と意気込む2人の奮闘が続く。
2人は三重県立宇治山田高(伊勢市)で同級生だった藪木啓太さん(34)と佐々木基岐さん(34)。21年8月に「内緒にしたくなるほどおいしい、と評判になるように」との思いを込めて名付けた会社「ひみつビール」を共同で設立した。ビール工場は農業用納屋(約60平方メートル)を改装して作った。欧州で農家が納屋で醸造した伝統的なビール「ファームハウスエール」に着想を得たという。
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