梅毒の増加傾向、2023年も歯止めかからず 21年から最多更新続く

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
梅毒の感染者の急増を受けて、東京都が3月に実施した無料検査の会場=東京都提供
梅毒の感染者の急増を受けて、東京都が3月に実施した無料検査の会場=東京都提供

 2021年から2年連続で感染者数が過去最多を更新している梅毒。今年も増加傾向に歯止めがかかっていない。国立感染症研究所によると、23年4月23日までの感染者数は速報値で延べ4370人に上った。前年の同じ時期(延べ3027人)より1343人も多くなっている。

 全国で最も感染者が多い東京都では22年、延べ3677人に感染が確認された。過去最多だったという。

 都内の感染者数は、17~19年に年間延べ1700人台で推移していた。20年には1579人まで減少したが、21年は一転して延べ2451人と前年より5割以上増えていた。

この記事は有料記事です。

残り446文字(全文707文字)

あわせて読みたい

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集