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コーヒーが飲めなくなる? 気候変動が襲う「アラビカ種」の産地

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キーコーヒーの柴田裕社長=東京都港区西新橋2のキーコーヒー本社で2023年4月26日午後3時52分、道下寛子撮影
キーコーヒーの柴田裕社長=東京都港区西新橋2のキーコーヒー本社で2023年4月26日午後3時52分、道下寛子撮影

 コーヒーの生産や販売の関係者でつくる国際研究機関「ワールド・コーヒー・リサーチ(WCR)」は全世界のコーヒー生産量の6割近くを占めるともいわれている「アラビカ種」の栽培に適している土地が2050年に半減する可能性があると警鐘を鳴らしている。レギュラーコーヒー製造・販売大手「キーコーヒー」(東京都港区)の柴田裕社長は「対策を進めていかないといけない」と危惧する。

 同社ではインドネシア・スラウェシ島のトラジャ地域に農園を構える。標高が高くて土地が肥沃(ひよく)。水源も豊かで、コーヒー豆の生産に適した地域だというが、現地の生産者からは、雨量が多くなったなどの声が上がっているという。柴田社長は「(気候変動の)影響を受けて、生産量の伸びが鈍化している」と説明する。

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