産婦人科が突如閉院 戸惑う妊婦、医院長「申し訳ない」 東京・荒川

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閉院した加藤産婦人科医院=東京都荒川区で2023年5月12日午後4時6分、高井瞳撮影
閉院した加藤産婦人科医院=東京都荒川区で2023年5月12日午後4時6分、高井瞳撮影

 東京都荒川区町屋の加藤産婦人科医院が今月、突然閉院した。通院していた妊婦らの多くは事前に閉院を知らされておらず、戸惑いが広がっている。区はこれまでに妊婦などから100件以上の相談を受け、転院先を紹介するなどしている。転院によって妊婦健康診査の再検査が必要になった場合、費用の一部を助成することなどを検討中だ。

 「出産直前に急に閉院を知らされ、不安になりました」。7月に第1子を出産予定の女性(26)はそう訴える。女性は家から近く、入院食にこだわっているところに魅力を感じ、この医院を選んだ。「アットホームな雰囲気で、待ち時間も短く、医院長も丁寧に対応してくれていた」と話す。

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