特集

ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

特集一覧

侵攻で壊された日用品、ウクライナ「回復」のアートに 避難者制作

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
故郷ウクライナの壊れた日用品を使ってアート作品を制作しているユリヤ・ボンダレンコさん(右)。作品を買い求めた田中富之さん(左)らが訪れた=大阪市西区で2023年4月26日、川平愛撮影
故郷ウクライナの壊れた日用品を使ってアート作品を制作しているユリヤ・ボンダレンコさん(右)。作品を買い求めた田中富之さん(左)らが訪れた=大阪市西区で2023年4月26日、川平愛撮影

 銃弾の穴が開いた鍋、壊れた花瓶……。ロシアの侵攻が続くウクライナで戦災の爪痕が残る日用品を、アート作品に再生するプロジェクトがスタートしている。手がけているのは、日本に身を寄せるウクライナの女性アーティストと日本人支援者の二人。主要7カ国首脳会議(G7サミット)を控え、特別な思いで創作に臨んでいる。

 大阪市西区にある作業場で4月下旬、ウクライナ人アーティストのユリヤ・ボンダレンコさん(31)が、絵の具で色づけする作業を進めていた。

 ユリヤさんはウクライナ北部のチェルニヒウ出身。戦災を逃れて…

この記事は有料記事です。

残り1360文字(全文1608文字)

【ウクライナ侵攻】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の筆者
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集