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14日に投開票されたタイ下院選(定数500)で、急進的な野党「前進党」が150議席以上を獲得し、第1党になる見通しとなった。事前の予想を上回る大躍進を遂げた背景には、2014年のクーデターから続く親軍政権など現体制への国民の不満があるとみられる。反軍政や王室改革を掲げる前進党は元来、若者を中心に人気を集めてきたが今回の選挙では支持者が年配層にも広がった模様だ。
「一軒一軒の家をくまなく回り、人々とできる限り対話をした私たちチームの努力と、人々が変化を求めたタイミングが重なった」。前進党のピタ党首(42)は15日の記者会見で勝因を問われ、そう答えた。小選挙区で首都バンコクの議席をほぼ総なめにしたほか、地方でも議席を伸ばした。第1党を明け渡すことになった最大野党「タイ貢献党」の“顔”であるペートンタン氏(36)は同日の会見で「前進党の変化を覚悟した政策は強…
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