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新疆ウイグル問題

中国・新疆ウイグル自治区で深刻な人権抑圧が続いています。現地で何が起こっているのか、世界の目が向いています。

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中国「イデオロギー的偏見」と反発 米報告書のウイグル弾圧非難

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 米国務省は15日、世界の信教の自由に関する2022年版報告書を発表した。中国政府が新疆ウイグル自治区のイスラム教徒の少数民族ウイグル族らを弾圧し、「ジェノサイドや人道に対する罪」を続けていると非難した。

 中国外務省の汪文斌副報道局長は16日の記者会見で、国内で信教の自由が保障されていると主張。米国は客観的な事実を無視していると批判し「イデオロギー的偏見に満ち、決して受け入れられない」と述べ、断固反対すると強く反発した。

 ブリンケン米国務長官は「中国が大規模にウイグル族を拘束・収監し、『再教育施設』に送り込んでいる」と指摘した。依然として多数の国々が宗教関係者を弾圧の標的にしているとも訴えた。

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