「小さな時限爆弾」子どもの誤飲多発 政府、6月から販売規制

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おもちゃを誤飲する子ども(イメージ)=製品評価技術基盤機構(NITE)提供
おもちゃを誤飲する子ども(イメージ)=製品評価技術基盤機構(NITE)提供

 強い磁力があるマグネットセットや、水で膨らむボールの玩具を子どもが誤飲する事故が相次いでいる。気づかぬ間に深刻な事故を起こす「小さな時限爆弾」とされ、政府は16日、国際基準に適合しない2製品を製造・販売することを禁止する政令を閣議決定した。今後、経済産業省が省令を改正し、磁力や大きさなどの基準を満たさない製品は6月19日から販売を規制する。

 マグネットセットは3~5ミリ大の強い磁力の磁石が大量のセットになった玩具。球体や立方体のものがあり、磁石同士をくっつけてさまざまな形をつくって遊べる。水を吸うと膨らむボールは、直径が数倍から数十倍になるものもある。

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