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熊本市は16日、マイナンバーカードを使って印鑑登録証明書がコンビニで交付されるサービスで、登録を抹消したはずの本人の古い証明書が誤って発行されるケースが市内で5件あったと発表した。システム上のトラブルが原因とみられる。
市によると、誤交付があったのは2020年12月~23年3月、熊本市在住の3人に対し延べ5件。市内の住民が市外や別の行政区に転出して印鑑登録が抹消された後、元々住んでいた区に戻った場合に誤交付が起きたという。
システムを提供する富士通Japan(東京都港区)から13日に市に連絡があり発覚。市は13~15日にコンビニ交付サービスを停止し、システムを改修して16日に再開した。
誤交付された証明書によるトラブルは確認されていないという。市の担当者は「市民に迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝した。【中村園子】