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日米地位協定

在日米軍に対する特別待遇を定め、さまざまな問題を生む元凶ともされる日米地位協定。見直しを求める声が広がっています。

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「テロ対策か」「人口密集地でリスク」 大統領専用ヘリの飛行を分析

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バイデン大統領を乗せた大統領専用ヘリが東京・西新宿の高層ビル群の手前を通過。高度を落としながら六本木の米軍ヘリポートに向かった=2022年5月22日午後5時47分ごろ、都心の200メートル級のビルから取材班撮影
バイデン大統領を乗せた大統領専用ヘリが東京・西新宿の高層ビル群の手前を通過。高度を落としながら六本木の米軍ヘリポートに向かった=2022年5月22日午後5時47分ごろ、都心の200メートル級のビルから取材班撮影

 昨年5月にバイデン大統領が来日した際、複数の米軍ヘリが東京・六本木の米軍ヘリポートと東京西部の横田基地の間を往復し、都心を飛び交った。毎日新聞が撮影した飛行映像をもとに識者に目的や安全性について分析してもらった。

 軍や消防防災ヘリの運用に詳しい軍事アナリストの小川和久氏は、横田基地から都心に飛来した大統領専用ヘリ2機の動きに着目。このうちバイデン氏が乗っていない機体が先行し、新宿駅上空を低空で通過したり駅北側を周回したりした飛行について「大統領を狙うテロリスト対策だった可能性もある」と指摘する。

官僚による本当の交渉は…

 2機で飛行するのは…

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【日米地位協定】

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