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「祖国へ帰れは差別」 ヘイト訴訟弁論 在日コリアン訴え /神奈川

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 インターネット上の差別的な投稿で精神的な苦痛を受けたなどとして、川崎市の多文化総合教育施設「市ふれあい館」館長で在日コリアン3世の崔江以子(チェカンイヂャ)さん(49)が、投稿した男性を相手取り損害賠償を求めた訴訟の第6回口頭弁論が18日、横浜地裁川崎支部(桜井佐英裁判長)であった。

 本人尋問で原告の崔さんは「裁判所は、投稿は差別でいけないことだと判断し、在日の人々が日本で安心して生きられるよう守ってほしい」と訴えた。

 訴状などによると、男性は2016年6月に「崔江以子、お前何様のつもりだ‼」との見出しで「日本国に仇なす敵国人め。さっさと祖国へ帰れ」とブログに投稿。崔さんの請求で管理会社が投稿を削除した後は同年10月から約4年間「被害者ビジネス」などとネット上で書き込んだ。

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