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G7広島サミット

主要7カ国首脳会議(G7サミット)が2023年5月19日から21日まで広島で開催。ウクライナ侵攻などの難題にどう向き合う?

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「ゼレンスキー氏は泣くのをこらえていた」原爆資料館で対面の被爆者

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記者会見するウクライナのゼレンスキー大統領=広島市中区で2023年5月21日午後7時46分(代表撮影)
記者会見するウクライナのゼレンスキー大統領=広島市中区で2023年5月21日午後7時46分(代表撮影)

 21日に閉幕した主要7カ国首脳会議(G7サミット)で各国首脳に体験を証言した被爆者の小倉桂子さん(85)=広島市中区=が22日、広島市内で記者団の取材に応じた。21日に原爆資料館(中区)で対面したウクライナのゼレンスキー大統領の様子について、「必死で泣くのをこらえているように見えた」と語った。

 小倉さんによると、ゼレンスキー氏は、館内で展示物のほか、広島の街に原爆が投下される瞬間を映像と音で再現するパノラマ展示を見学。厳しい面持ちで見入っていたという。

ウクライナのゼレンスキー大統領と対面した時の様子を語る被爆者の小倉桂子さん=広島市中区で2023年5月22日午前10時28分、滝川大貴撮影
ウクライナのゼレンスキー大統領と対面した時の様子を語る被爆者の小倉桂子さん=広島市中区で2023年5月22日午前10時28分、滝川大貴撮影

 小倉さんは「建物は再興できるが、人の命はかけがえがない。特に子供たちをどう救うか一番に考えてほしい」と伝えたという。【小坂春乃、岩本一希】

【G7広島サミット】

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