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「ゼロコロナ」後も戻らない中国の訪仏客 ロシア領空飛行が影響

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新型コロナウイルス禍前は中国人観光客を乗せたバスが横付けしていたパリ中心部の百貨店「ギャラリー・ラファイエット」。中国人観光客復活への期待が高まる=2022年11月14日、宮川裕章撮影
新型コロナウイルス禍前は中国人観光客を乗せたバスが横付けしていたパリ中心部の百貨店「ギャラリー・ラファイエット」。中国人観光客復活への期待が高まる=2022年11月14日、宮川裕章撮影

 観光大国フランスにとって上客だった中国人観光客が、中国の「ゼロコロナ」政策の撤廃後も戻っていない。両国を結ぶ旅客機の直行便数が伸び悩んでいるのが一因とみられ、背景にはロシア領空を飛行する中国の航空会社と、迂回(うかい)する欧州の航空会社とのコスト差がある。

 パリ中心部の百貨店「ギャラリー・ラファイエット」。新型コロナウイルス禍前は、大型バスでやってくる中国人観光客でにぎわったが、今はアジア系観光客の姿はまばらだ。フランスの観光業は、欧州内の他国や米国からの観光客数の急伸などで2022年の総収入がコロナ禍前の19年を上回るなど、順調に回復している。だがコロナ禍前、欧州以外では米国に次ぐ訪仏客数を誇った中国人観光客は、今年1月に中国政府がゼロコロナ政策を終えた後も19年の2割程度にとどまる。

 原因に挙げられるのが、仏中間の航空便の少なさだ。コロナ禍前の仏中間の合意では、毎週最大で120便以上の運航を認めていたが、…

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