首相、再発防止に努める考え マイナンバー口座誤登録続発に

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岸田文雄首相
岸田文雄首相

 岸田文雄首相は24日の衆院予算委員会で、マイナンバーにひも付ける公金受取口座の誤登録が相次いでいることを巡り、再発防止に努める考えを表明した。

 マイナンバーカードの取得申請率は政府によるポイント付与政策の効果もあって8割近くに達したが、公金受取口座のひも付けの際に他人の口座を登録してしまうミスが多数確認されている。首相はマイナンバーについて「我が国がデジタル社会を進める上において基盤となる重要なインフラで、信頼があってこそだ」と強調。「信頼回復に向けて政府一丸となって対応すべき課題だ」と答弁した。

 ジャニーズ事務所前社長による性加害疑惑を踏まえ立憲民主党が児童虐待防止法の改正を与野党に呼びかけていることについては「政党間で議論を深めてほしい。政府として子どもの性被害防止に全力をあげる」と述べた。

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