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都市対抗野球2023

第94回都市対抗野球大会が2023年7月14日に開幕。社会人野球日本一はどこに。

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「監督のミスを4番が帳消しに」JR東日本監督 都市対抗東京2次

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【JR東日本-NTT東日本】八回表JR東日本無死、山内が勝ち越しの本塁打を放つ=大田区東海1の大田スタジアムで2023年5月25日午後3時22分、玉井滉大撮影 拡大
【JR東日本-NTT東日本】八回表JR東日本無死、山内が勝ち越しの本塁打を放つ=大田区東海1の大田スタジアムで2023年5月25日午後3時22分、玉井滉大撮影

 第94回都市対抗野球大会の東京2次予選は25日、東京・大田スタジアムで第1代表決定トーナメント準決勝があり、JR東日本が6―5でNTT東日本を降し、14年連続の本大会出場に王手をかけた。

 同点に追いつかれた直後の八回に、山内慧選手が決勝点となるソロ本塁打を放った。浜岡武明監督の試合後のコメントは次の通り。

「『同点にはなる』と言った」

 選手起用で監督がミスをしたが、選手がカバーしてくれた試合だった。それくらい、選手が力を付けた。

 今日は点を取れないと思っていた。後ろ(救援投手)がしっかりしているので、先発が崩れたら早く代えるつもりだったが、(2番手で登板した)高山陽成が、思いのほか長いイニングを投げてくれた。

 高山と(走者一掃の適時三塁打を放った)海崎雄太の新人コンビが投打で活躍してくれた。チームを一番活性化するし、それで勝てたのが大きい。

 監督の継投ミスを、4番の山内が本塁打で帳消しにしてくれた。春の成績は厳しかったが、3番の杉崎成輝と合わせて、ずっと4番で固定していた。我慢して使ったが、一番良いところで応えてくれた。

 (2点リードの七回、2死満塁のピンチで4番手の西田光汰が登板した時は)ベンチの中で「同点にはなる。『西田劇場』が始まる」と言っていた。(連続押し出し四球で同点になったが)最後まで泥臭く、粘り強い野球ができた。

 ここから代表決定戦を勝ちきるのが難しい。「(第4代表決定戦まで)四つある」と思ったら足をすくわれる。気を引き締めたい。

【都市対抗野球2023】

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