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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ウクライナ軍のF16訓練、デンマークとオランダが主導 米国防長官

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米空軍のF16戦闘機=イタリア南部フォッジャで2022年11月21日、IPA・ロイター
米空軍のF16戦闘機=イタリア南部フォッジャで2022年11月21日、IPA・ロイター

 米国主催で各国の国防幹部がウクライナの防衛について協議する関係国会合が25日、オンライン形式で開かれた。オースティン米国防長官は会合後の記者会見で、米国製F16戦闘機の供与に向けたウクライナ兵パイロットの訓練について、デンマークとオランダが主導すると発表した。両国は今後数週間で訓練計画などの枠組みを整える方針で、欧州諸国による「戦闘機連合」の動きが本格始動することになる。

 オースティン氏はノルウェー、ベルギー、ポルトガル、ポーランドがすでに訓練への協力を申し出ていると明かし、「さらに多くの国が近いうちに参加することになるだろう」と述べた。ただし、訓練や整備の技術習得には数カ月以上を要し、実戦配備には時間がかかるとみられている。オースティン氏は「訓練の取り組みは、ウクライナの安全保障に対する我々の長期的な責任を示している」と説明した。

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