高級「函南スイカ」、出荷盛ん 検査員に聞いた出来の「見分け方」

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収穫したスイカをトラックから転がして下ろす函南西瓜組合長の栗田稔さん=静岡県函南町大土肥で2023年5月26日午後1時51分、石川宏撮影
収穫したスイカをトラックから転がして下ろす函南西瓜組合長の栗田稔さん=静岡県函南町大土肥で2023年5月26日午後1時51分、石川宏撮影

 高級スイカとして知られる「函南スイカ」の出荷が静岡県函南町で盛んに行われている。スイカは同町大土肥のJAふじ伊豆の函南集出荷場に運びこまれ、JAの検査員が一玉一玉たたいて等級を決める。出荷は7月下旬まで続く。

 函南スイカは、糖度が高く、深い甘みと食べごたえがあるのが特徴。「マル平(ひら)」のブランド名でも親しまれている。生産者は8人で栽培面積は約7ヘクタール。出荷量は約2万5000ケース(1ケース2玉)。

 函南西瓜組合の栗田稔組合長(60)は「今年は遅霜の被害がなく、順調においしく仕上がった。3月の高温で生育が早く、例年より約1週間早い5月10日から出荷が始まった」と笑顔で話した。

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