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日米地位協定

在日米軍に対する特別待遇を定め、さまざまな問題を生む元凶ともされる日米地位協定。見直しを求める声が広がっています。

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武井港区長「米軍ヘリポート撤去を」 東京・六本木の跡地構想は

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インタビューに答える東京都港区の武井雅昭区長=港区役所で2023年5月26日、玉城達郎撮影
インタビューに答える東京都港区の武井雅昭区長=港区役所で2023年5月26日、玉城達郎撮影

 東京・六本木の米軍ヘリポート(東京都港区)を利用する米軍ヘリが原宿・表参道エリアなどを離着陸前後のルートにして低空でひんぱんに飛行している。毎日新聞が今月17日にこうした実態を報じた後、ヘリポートの撤去を求めている武井雅昭・港区長(70)が取材に応じた。地元自治体が考える飛行の問題点と、撤去後の土地のあり方とは。【「特権を問う」取材班】

 ――港区は1991年以降、ヘリポートを含む米軍基地「赤坂プレスセンター」の撤去を求めています。なぜですか。

 ◆市街地の真ん中に立地しているので、ヘリの騒音や家屋の振動などがあります。米軍ヘリの事故の報道も国の内外である。六本木のヘリポートは日常的に利用されているので、住民から離着陸や飛行の途中での事故の懸念や不安が寄せられています。港区としては区民の日常の生活を守るためにも根本的な解決策として撤去を求めてきました。

 ――ヘリポートの周囲には高層ビルが林立しています。

 ◆周囲では…

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【日米地位協定】

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