強迫症 洗髪重ね、入浴5時間 41歳女性、看護学生に体験語る 闘病10年以上、フットサル転機に

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強迫性障害の闘病体験を学生に語る左手真弓さん=石川県内灘町で2023年2月
強迫性障害の闘病体験を学生に語る左手真弓さん=石川県内灘町で2023年2月

 入浴をやり直すうちに5時間が過ぎ、同じ場所を掃除し続けて1日が終わる――。金沢市に住む左手(さて)真弓さん(41)は10年以上、強迫性障害(強迫症)の闘病を続けている。国内では生涯に50~100人に1人が患うとされ、新型コロナウイルス禍のため、手洗いがやめられなくなるなど新たに発症する人も。「こんな病気もあると知って」。左手さんは学生に体験を語っている。

 左手さんに異変が起きたのは25歳ごろ。同じ場所を一日中掃除し、入浴中も「本当に洗っただろうか」と繰り返し髪や体を洗うようになった。頭では必要ないと分かっているが、やめられなかった。

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