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清水寺へと通じる松原通を東へ進む。大和大路通を渡った所で、梅林秀行さんが「ここに木戸があったんだと思います」。
前回紹介した「清水寺参詣曼荼羅(まんだら)」には、いくつかの木戸が描かれている。その一つ目だ。「木戸はたぶん結界です。聖地へ入っていくという……。そして本来、ここからが清水坂。今はお寺近くのみやげ物屋が並ぶエリアをいいますが」。確かに、なだらかな上り坂が始まる。
商店や民家が並ぶ通りをゆっくりと歩く。「祇園祭になると、両側の商店なんかに、よろいかぶとが飾られるんですよ。武具飾りというんですが、初めて見た時はびっくりですよ。自分の知ってる祇園祭は半分もなかったと思い知りました」
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