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第82期名人戦

若き王者・藤井聡太名人への挑戦権をかけた第82期名人戦A級順位戦が開幕。「打倒 藤井」を目指し棋士たちの長い戦いが始まった。

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競り合い目指す藤井聡太王将 渡辺明名人は長考後に猛攻開始 名人戦

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第81期名人戦七番勝負第5局2日目、渡辺明名人(右)と盤を挟んで向かい合い、うつむいて考える挑戦者の藤井聡太王将(左)=長野県高山村の山田温泉「藤井荘」で2023年6月1日午前9時28分撮影
第81期名人戦七番勝負第5局2日目、渡辺明名人(右)と盤を挟んで向かい合い、うつむいて考える挑戦者の藤井聡太王将(左)=長野県高山村の山田温泉「藤井荘」で2023年6月1日午前9時28分撮影

 長野県高山村の山田温泉「藤井荘」で2日目の対局が続く渡辺明名人(39)と藤井聡太王将(20)の第81期名人戦七番勝負第5局(毎日新聞社、朝日新聞社主催)は1日午前、渡辺名人が長考で読みを入れた後、猛攻を開始した。同日正午から1時間の昼食休憩に入り、午後1時再開。再開時点の残り時間は渡辺名人3時間37分、藤井王将3時間26分。

 藤井王将は封じ手で△9五歩と突き捨てた後、△4七銀と打ち込み、競り合いを目指した。渡辺名人には次の△3六銀成を防ぐ▲2七銀もある。しかし、名人は1時間2分の長考で▲2四歩と攻撃開始。その後は控室の検討通りにバタバタと手が進んだ。

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【第82期名人戦】

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