ドワンゴと日本財団、通信制大学の設置構想 「格差の再生産を克服」

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オンライン大学「ZEN大学」(仮称)の設置構想を発表した、左からドワンゴの川上量生顧問、山中伸一取締役、日本財団の笹川陽平会長、笹川順平常務理事=東京都港区で2023年6月1日、沢田石洋史撮影
オンライン大学「ZEN大学」(仮称)の設置構想を発表した、左からドワンゴの川上量生顧問、山中伸一取締役、日本財団の笹川陽平会長、笹川順平常務理事=東京都港区で2023年6月1日、沢田石洋史撮影

 N高などを運営する角川ドワンゴ学園の設立母体であるドワンゴ(東京都中央区)と日本財団(港区)は1日、オンラインによる通信制の「ZEN(ゼン)大学」(仮称、4年制)の設置構想を発表した。親の収入や居住地域などに左右されない教育の実現を掲げている。今後、学校法人を設立して文部科学省に認可申請し、2025年春の開学を目指す。

 IT(情報技術)をはじめ、さまざまな学問領域をまたいだ「知能情報社会学部」の1学部制とし、初年度の入学定員は5000人(総定員2万人)。1年あたりの授業料は38万円に設定予定となっている。

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