特集

第82期名人戦

若き王者・藤井聡太名人への挑戦権をかけた第82期名人戦A級順位戦が開幕。「打倒 藤井」を目指し棋士たちの長い戦いが始まった。

特集一覧

藤井聡太7冠達成、地元「8冠目指して」 歓喜の愛知・瀬戸市

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
藤井聡太新名人の誕生と7冠達成をくす玉を割って喜ぶ、商店街に集まった人たち=愛知県瀬戸市で2023年6月1日午後7時、兵藤公治撮影
藤井聡太新名人の誕生と7冠達成をくす玉を割って喜ぶ、商店街に集まった人たち=愛知県瀬戸市で2023年6月1日午後7時、兵藤公治撮影

 藤井聡太新名人が、史上最年少名人と史上2人目となる7冠達成を決めた1日、藤井新名人の地元・愛知県瀬戸市は歓喜に包まれた。

 市中心部の「せと銀座通り商店街」では、店舗のシャッターを利用した大盤に再現される対戦の様子を約50人が固唾(かたず)をのんで見守った。勝利が決まった瞬間、大きな歓声が湧き起こり、あちらこちらでバンザイが繰り返された。アーケードにつるされたくす玉も割られ、7大タイトル名や「おめでとう!」などと書かれた幕が飛び出した。市文化センターでもパブリックビューイング(PV)があり、市民らが喜び合った。

 瀬戸市内の藤井新名人の実家近くに住む増山良栄さん(80)はPVに参加。藤井新名人が2016年にプロ入りしたのを機に、「応援したい」と日本将棋連盟瀬戸支部の会員になった。ニューヨークに住む会社勤め時代の同僚から「ニューヨークでは、瀬戸は陶磁器よりも藤井さんの方が有名」と教えられたといい、「瀬戸を世界に広めてくれて、うれしい」と喜ぶ。

この記事は有料記事です。

残り361文字(全文786文字)

【第82期名人戦】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集